東南角部屋二階の女
いやぁー!良い映画でした。
オフィシャルサイト:http://www.tounankadobeya.com/
大好きな大好きな西島秀俊と、加瀬亮が一緒に出てるし、
監督さんは「期待の新人女性監督」と噂の池田千尋さんだし、
私の小さい頃からのバレエのお友達の、大谷英子ちゃんのデビュー作だし、
って思って、行ってきました。
父の借金を抱えて、祖父の土地をあてにして、仕事をやめてしまう、なんか色々背負ってきた感を漂わせる、陰がある主人公。(西島さん)
その主人公に便乗して、自分も仕事辞めちゃう、どーしよーもない後輩。(加瀬さん)
主人公と結婚相談所つながりで、お見合いしちゃう、良い子なんだけど不器用な彼女。(竹花梓さん)
三人が住むアパートのオーナーで、小料理屋のおかみさんをしてる、すんごく綺麗で色っぽくて、でもかわいらしくて、清楚で、素敵すぎなおばあちゃん(香川京子さん)
「ぁあー・・・いるいる。名言をほんわか、でもずっしり言える近所のおじさん」って感じのおじさん。(塩見三省さん)
そして、私の友人・大谷英子ちゃん(大谷英子オフィシャルウェブ:http://www.eco-web.jp/)演じる、
今どきの、かわいくて何にも考えてないかと思いきや、実はしっかりしてるOLの女の子。
彼らが繰り広げるドラマが、ほんわかしていて、でもずっしり私の胸に響いてきました。
そう。
人間、つまずくことも、他人を信じられなくなることも、逃げたくなることもあるんだよね。
そこから脱して、また「前向きに生きてこっ」て思えるようになるには何が必要なのか。
お金?
仕事?
恋人?
夢?
そんな大それたもんしゃなくても良いんだって、
この映画を見て思い出しました。
大義名分を練りだして、それに向かって突き進むのはかっこいいけど、
なんかそれだけじゃ、だめな気がする。
違和感感じる。
見えないところに、ハッピーはいっぱい落ちてるんだょー。
そういうことを教えてもらた映画でした。
皆様も是非、癒されに行って下さぃ!